スタジオジブリの後継者問題が解消されず?日本テレビの子会社になる

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9月21日、スタジオジブリが会見を開き、日本テレビがジブリの株を買い、子会社化されることに決まった。

子会社化後、ジブリの社長は日本テレビ役員の福田博之さんが就任します。現社長の鈴木敏夫さんは代表取締役議長となり、宮崎駿さんは取締役名誉会長となります。

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解決できなかった後継者問題

これまで、スタジオジブリの後継者候補には宮崎駿さんの長男・宮崎吾朗さんが挙がっていました。しかし、宮崎吾朗さんは「一人でジブリを背負うことは難しい、会社の将来については他に任せた方が良い」と。後継者になりませんでした。

宮崎駿さんは現在82歳。宮崎吾朗さんは現在56歳。

宮崎駿さんが遺作と発表した『君たちはどう生きるか』、英訳『少年とアオサギ』は、7年の歳月をかけて完成しました。

高齢を考えれば、生涯現役だとしても、あと一作が限界かもしれません。

宮崎吾朗さんは『ゲド戦記』、『コクリコ坂から』、『山賊の娘ローニャ』、『アーヤと魔女』などを手掛けています。現在はジブリパーク運営監督をやっておられます。

ジブリの後継者は誰?

 鈴木敏夫さんは「ずっと後継者問題に悩んできた」 と発言しました。

今回、後継者を日本テレビに任せた会社の買収劇。日本テレビはスタジオジブリの独自性を尊重し、あまり関わらない方針だそうです。

長編アニメーション映画で宮崎さん・高畑さんの後釜と認められた監督候補は誰で、どんな人物が今後、日本の長編アニメを背負っていくのでしょうか?

後継者として名前が挙がっていた人物を紹介します。

近藤喜文さん

近藤喜文さん監督作品『耳をすませば』。宮崎・高畑の最良の後継者と認知されてジブリの内外から大きな期待を集める存在になりました。しかし、近藤喜文さんは1998年1月に47歳で病死されます。

押井守さん

代表作は攻殻機動隊です。うる星やつらの映画は現在でも評価が高く、機動警察パトレイバーの監督でもあります。宮崎駿さん、宮崎吾朗さんと親交があります。

庵野秀明さん

日本のアニメーション作家・アニメーター・脚本家・映画監督・声優・実業家です。 カラー代表取締役社長、 株式会社プロジェクトスタジオQ創作管理統括、 株式会社でほぎゃらりー取締役です。

代表作はヱヴァンゲリヲン。スタジオジブリの『風立ちぬ』で主人公の声優を務めておられます。

日本テレビがどう判断するか疑問ですが、庵野秀明さんが日本の長編アニメ・映画を引っ張っていく最有力候補となります。

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